ロンドンでの日々の暮らしを、ご報告申し上げます。


by pitakoaiko
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海外に派遣されている、ミッショナリーたちの話

先月から、何回かゲスト・スピーカーが続いた藤亀亭の教会。
ゲスト・スピーカーとは、普段お話し下さる牧師でなく、その日だけ特別にいらしてお話し下さる方のこと。海外にミッショナリー=伝道師として派遣されている人たちが、自国イギリスへ夏休みで帰って来られているのです。ちなみに、私達の教会の牧師も夏休みでした〜。
・・・夏休みと言えど、帰国する目的は、イギリスに残した家族に会ったりするだけでなく、大切な伝道の為の活動資金を調達すること。派遣された国でどんな活動をしているか、それによる成果が有るか無いか、何に祈りが必要か、そして伝道者としての悩みと証・・・

中には、25年間派遣された国を離れ、本帰国するミッショナリー家族がいました。
現地で学校を開く手伝いをしたそうだけれど、そこで生徒が病気で亡くなってしまったりして・・・
何かニュースがある度に、一応イギリスで礼拝する私達へ、祈りの課題として伝えられてきましたが、当事者によって改めて話されると、その大変さと、それでも至る所にある主のなさる御業(みわざ)に驚かされます。

その25年間のミッションを終えた夫婦は、必ずしも自分たちの希望通りには、全てが終わらなかったのだそうです。
果たして自分たちは、主の御声の通りに、その場所での仕事を成し終えたのだろうか・・・

でも、いよいよイギリスに戻るという日。
出発する飛行場で、なお苦悩していた彼らの目の前に、ビックリする位たくさんの見送りの人々が集まりました。
これぞ神の恵みであったか!
ゼロから初めて、25年の間に本当に多くの人々と助け合った、その結果が見える形で目の前にある・・・

道半ばな気持ちは相変わらず抱えつつ、しかも、今度は25年も離れていたイギリスで、新たなゼロからの出発。彼ら夫婦の子供は、イギリス人なのに、イギリスに住んだ事が一度も無い・・・また、年老いた自分たちの親の面倒もみなくてはならない。
でも、主にのみ寄り頼み、彼ら家族はまた新たな人生を、喜んで進んでいくのだそうです。

思えば、あのモーセは、主に在って海を2つに割る奇跡を起こし、常に主と共にいながら、結局、自分は約束の地についにたどり着くことはできませんでした。でも、この私がモーセのように、主にあのように近づく事ができて、またあのように主に話をできたとしたら、この世に在って約束の地カナーンに着くことは、それに比べれば大したことなかったかもなぁ。

別のミッショナリー家族は、17年目。でも、二人の息子さんが、一方はイギリスで高等教育を受けたくて、もう一方は、イギリスに戻っていたけれど派遣国へ帰りたくて・・・そして、なんと17年目にして初めて、今度は奥さんがその派遣国に住んでいるのが、我慢できないくらいイヤになってしまったとのこと。理由と言えば、奥さんのお母様がお年を召して世話する人が必要になってきたことくらい(って、それはそれで大変だと思いますけれど)で、その奥さんご自身、この期に及んで何故なのか、さっぱり分からない・・・お祈り下さい、と頼んでおられました。

そして最後は、様々な国で、クリスチャンゆえに弾圧を受けている人々を助ける仕事をしている方。
なんと、普段住んでいた所から、たまたまその日曜日は車で2時間の場所に出張伝道したら、その住んでいた所近くの教会がイスラム教徒に爆破されてしまったそうです。
でも、その過激派とは別のグループのイスラム教徒が、事態を重く見て、彼の所へ挨拶に。彼は、心配するクリスチャン達、また反対に怒りをあらわにする信徒たちに建物を囲まれた中で、その異教徒の人々と、お互いを尊重し合うという喜びや友情に、自分でもビックリしつつ感動したそうです。
その後色々あって、一緒に活動していた人は、強制退去命令が出たとか出ないとか。まだまだ油断のならない状況だそうです。

実は、彼は1年ほど前にも、話をしに私達の教会を尋ねてきていました。でも、その時は、お恥ずかしい話、(本当にお恥ずかしい・・・)お仕事のわりに軽そうな人だなぁ〜と思ってしまっておりました。申し訳ございません!
で、今回は、何だか一年前と違って白髪になっちゃったり、やつれておられたりして、最初は同じ方と気付かなかった私。
まだまだ色々と物騒なことが続く中、その只中に戻っていくので祈りのサポートを・・・とおっしゃる彼に、いや、本当に人のことを悪く思うことの罪を思い知らされました。ましてや、主の選ばれた教師やリーダーの方達に対して、何とも申し開きができません。本当に申し訳なかったです。私は、2度とこんな風に人をジャッジすることないようにしたい。

ミッショナリーの方々の話。なんだか、終わりは締まりのない私の反省文になってしまいました・・・が、私は、一信徒として、この方々の為に、できるだけのことをしたいです。
そして、私も違う立場だけれど、私に与えられた主からの仕事を、主に在って喜んで全うしたいと思っています。

最後に、ちょっと関係ないけれど、学校からもらってきたソラマメに水をやる娘。
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クリスチャン人生、種をまいた者が、必ずしもその実を刈り取るとは限らない。
でも、皆が目指すことは、ただひとつ!なのであります。
by pitakoaiko | 2015-07-20 05:00 | 外出 Outing