野生のハトの命

家の前で、動けなくなっているハトを見つけた主人。
羽にケガをしていて、だいぶ弱っていました。
そのままではキツネのエサになるだけだと、段ボールの空き箱に入れてやりました。
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そして娘と一緒に、エサと水をやりました。
ハトは弱っていましたが、娘が「おいで」と手を出すと、その手にヒョイと乗りました。
娘の喜びようと言ったらありませんでした。
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でもその後、ハトが相当悪い事に気がついた主人、娘の手を消毒し、シャワーも浴びさせました。
そして「このままではダメだろう」と、野鳥の会に電話しました。
が、打つ手は無く、翌日ハトは冷たくなりました。

主人が娘にハトの死を伝え、二人で庭の隅に埋めに行きました。
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庭から戻った娘は、神妙な顔で私に「ハトは死んで、お花と一緒にしたの」と報告に来ました。

ハトとは、ほんの1日も一緒にいられなかったし、3歳の娘には死というものは、まだまだ分からないものだと思います。でも、この出来事は娘の頭のどこかに仕舞われて、何かの折に呼び起こされることになるかもしれません。

何より、ハトが娘の手に乗ってくれた素晴らしさ。主人や私からすれば、小さな奇跡でした。

「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。マタイによる福音書 / 10章 29節」
こんな聖句を思い出す、小雨降る秋の午後でした。
by pitakoaiko | 2013-10-26 22:22 | 特別 Special days