ロンドンでの日々の暮らしを、ご報告申し上げます。


by pitakoaiko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

サーモンのロースト

最近、週に1度は新しい料理に挑戦しようと思っている藤亀亭主婦の私。
サーモンがセールだったので、高校生の時から憧れていた料理にトライしました。

これが、その料理の載っていた本です。
サーモンのロースト_c0178022_15422971.jpg

鎌倉書房の「赤毛のアンの手作り絵本3 ー夢の家族編ー」
懐かしい方もいらっしゃる?
とうに無くなってしまった鎌倉書房の本です。
この中の「マッシュポテトで飾ったチキンパイ」は、当時の私の唯一のお箱でしたぁ。

サーモンの切り身が小さいので、少し量を調整しつつ、だいたい本の通りにしてみたつもりですが、こんなになった。
サーモンのロースト_c0178022_1631980.jpg

で、このサーモンで力を出し切ってしまった(!)ので、後は適当に残り物。
って言っても、難しいレシピではなかったのですが、初めてのレシピってね、いつもより神経を使うでしょ?
サーモンのロースト_c0178022_1617263.jpg

じつは諸事情により、こんなご馳走を普段のお惣菜としていただいてしまった、豪勢な藤亀亭でした・・・
が、赤毛のアンさんのお宅では、これは大晦日のご馳走なのでした。
これが、その様子・・・
サーモンのロースト_c0178022_16234747.jpg

今度またサーモンがセールになった時には、他も頑張って、お客様なんか呼びたいな、と思います。
何しろ、とっても、とーーーーっても美味しかったのでした。

レシピは、城戸崎愛先生のもの。
・・・そういえば、料理家の方達を「先生」と呼ぶのは、鎌倉書房の本たちとNHKの料理番組から知った気がしますけど、自分が直接習っている訳ではないから、何だか変ですね。

今、私の中で「先生」とつけたい料理家の方々は、例えばこの城戸崎愛「先生」、それから入江麻木「先生」・牧野哲「先生」といった感じ。時代が感じられます?
それで私の子供の時の、私的に一番有名な料理の先生は、土井勝さんだったけど、祖母が呼び捨てしていたせいか、この方は、先生でなく「さん」。
今は息子の善晴さんという方が活躍していらっしゃるのでしょ?
今年亡くなられた、私の大好きだった小林カツ代さんも、前述のお三方より時代が後なのか、それともご自身が気さくな方でいらしたからか、「先生」は似合わない感じがします。

それにしても、お名前を挙げた皆さん、料理が初めての人たちに、「そんなに難しくないよ。料理って、素晴らしいんだよ」って教えて下さって、それで今の私がいるんだなぁと思います。

って、私は料理は好きなんだけれども、必ずしも上手って訳じゃありません、残念ながら・・・
実は、先ほどお客様をお呼びして夕食をお出ししたら、全てが硬かった(最後のカスタードプリンまで!)ので落ち込みつつ、せめてブログでは美味しかった記事を載せて、心のバランスを取りたい藤亀亭主婦でした。
おしまい。
by pitakoaiko | 2014-12-06 23:33 | 食 Food